全国統一小学生テストが実施されました!
6月4日(日)に全国統一小学生テストが実施されました!
小学校1年生から6年生までが真剣にテストに取り組んでいました。
今回は、同時開催の保護者セミナー「合格(うか)る力は国語から」での内容を紹介します。
最近の入試傾向①
近年の大学入試・高校入試・中学入試すべてに共通する傾向があります。
1つ目は、「長文化」です。
国語の入試問題の文字数は「12,000字~24,000字」となっており、これらを時間内に読み解くためには、実に1分あたり「800文字~950文字」のスピードで読み進めていく必要があります。
あまりピンと来ない数字ですが、HNKのアナウンサーのニュースを読むスピードが「1分間で300~350字」と言われています。
また、大人の読書は「1分間で600字程度」となりますので、中学受験の小学生はそれよりも早い読書スピードが要求されることになります!
最近の入試傾向②
共通する傾向の2つ目は「会話体による出題」です。
会話体は文字通り、セリフのやり取りが問題本文になっている問題のことです。
特筆すべきは、「会話体による出題は、国語だけに限らない」点です。
つまり、国語以外の教科でも「会話から状況を客観的に読み取り、素早く正確に処理する能力」が問われるということです。
まとめ
かねてより、「国語力がすべての教科の源」と言われていますが、その傾向が特に顕著になっているということになります。