中学入試 国語 出題作品紹介 りぼんちゃん 村上雅郁

偉大な魔法 “言の葉”

出題作品

りぼんちゃん (フレーベル館文学の森)
書名:りぼんちゃん
著者:村上 雅郁
刊行日:2021/7/13

出題校

跡見学園中学校、湘南白百合学園中学校

出題ページ

P102 ギター弾きの魔女に教わった偉大な魔法。
湘南白百合学園中学校 出題

あらすじ

読書が好きで、物語を書いたり想像の世界に入ったりすることが好きな小学6年生の女子、染岡朱理(そめおかあかり)と、父親との関係で悩んでいる転校生との友情を描いた物語です。

ポイント

「魔法使いとしての第一歩」からの出題です。

朱理は、転校生の中村理緒(りお)に言った言葉で理緒を傷つけてしまったと思い、自分の想像の世界にいる魔女から問題解決のヒントをもらいます。

その魔女からもらった“魔法”が、理緒にどんな変化をもたらしたかを記述させる問題でした。

誰もが使える偉大な魔法=”言の葉” すなわち“言葉”で、朱理が自分の思いを飾らず伝えたことで、理緒が自分の本当の気持ちを話してくれるようになった、ということをまとめます。

“言葉”は自分の思いを伝えることができる大切な“魔法”です。

時と場面を選んで大事に使いたいものです。

執筆:国大Qゼミ中学受験コース 国語科 亀田 昌彦
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