こんにちは、国大Qゼミ川崎校の亀田です。
今月は川崎校でスタートした新企画、
「MDT48(丸読タイム48)」についてお話しします。
2018~2022年中学入試の国語問題で複数出題のあった48冊の出典図書を“丸読”して、読書のよさを再認識してほしいとスタートしました。(注:現在は75冊そろえています)
中学入試国語ではおもに、「家族」「学校」「友だち」「社会・文化」「自然」「言語 ※難関校向け」などのテーマが出題されており、昨今は「多様性」「利他(他者理解)」「自分と向き合う」などのテーマも見受けられるようになりました。
これだけ多彩なテーマが出題されてはいますが、受験生に求められることは、「書いてある内容をしっかり理解すること」というシンプルなことです。
その理解力を向上させるには、「読書量を増やすこと」が最もよい方法だと思います。
3~6年生のうちから様々なジャンルの図書に触れることで、様々な受け取り方が芽生えます。
自分の受け取り方と著書の記述・論述とを照らし合わせていくことで、筆者の主張したいことやテーマがだんだん見えてくるようになるのです。
そうすれば問題演習も要点がとらえやすくなり、さらに実践的な練習をしていくことで的を射た答えが導き出せるようになるのです。
様々な良書に触れ、様々な受け取り方を構築し、様々なものの見方ができる人になってほしいと思います。
当コーナーは、川崎校の入口に展示しているので、生徒はもちろん、お迎えに来られている親御さんにも評判いただいております。
これからもどんどん中学入試に出題された良書を紹介していきますのでご期待ください。