旭中・万騎が原中・希望が丘中の定期テストって難しいの?簡単なの?

二俣川校の様子

国大Qゼミ二俣川校の近隣中学である旭中・万騎が原中・希望が丘中。
この3中学の定期テストの内容に迫っていきたいと思います。
やはり、中学校によって特徴があるのでしょうか?それともほとんど変わらないのでしょうか?

旭中の定期テストは…?

昔からのテストの作り方を踏襲している中学校。
そんな旭中のテストで求められるのは、基礎問題の理解ができているかです。

数学や理科の理系科目、社会についてはあくまでも教科書に載っているレベルの問題で構成されており、難問や奇問は出にくい傾向にあります。

英語についても、他中学よりも文法問題を重視した問題構成となっています。

ただ、国語のテストにおいては毎回「全学年共通問題」が出題されており、テスト直前のテキスト学習だけでは対策が難しい問題になっています。教科書以外からも30点以上出題されるなど、普段から初見の文章に対し自分の意見を記述する訓練が必要となってきます。

また、テスト以外において「必須ではないけど提出すれば評価が上がる」という課題も多いため内申点を意識すると、こういった課題にも積極的に取り組んでおくことも大事です。

万騎が原中の定期テストは…?

3中学の中で最も生徒数が多い中学校。
そんな万騎が原中のテストの特徴は、少しだけ難易度が高めということです。

数学では、最後に初見の問題として思考問題が出題されたり、全体的に問題数が多く時間が足りなくなるであろう構成であったりと、簡単には高得点が取れないテストになっています。

英語や国語の言語系の科目についても、読解問題が多く出題され、国語のテストの文字数は3300文字でした。
文字数が多いのは神奈川の高校入試の特徴であるため、速く・正確に読む力を早くから身に着けることが大事です。

ただ、理科と社会については、他科目と比べると解きやすい問題が多く、基礎レベルを超えた問題はほとんど出題されていません。
基礎ではない例としてはQゼミテキストには掲載がないけれど、授業の復習をしていれば解けたという問題が出題されたことがありました。

ただ、数学・英語・国語の難しい問題に対しては、特別な対策が必須というわけではなく、普段から概念や文章を理解しながら学習しているかが大事です。
1次関数とはそもそも何なのかを理解すること、速く・正確に読むことなど、直前の対策以外の学習が重要になってきます。

希望が丘中の定期テストは…?

横浜市で数少ない「ラウンド制」という英語の授業スタイルを実施している中学校。
そんな希望が丘中の特徴は、理系が易しく、文系が難しいです。
それぞれ、見ていきましょう。

理系問題については、教科書、ワークの問題レベルしか出題されておらず、見たことあるなーという問題しか出されてませんでした。ワーク、テキストの問題を繰り返し演習することで高得点が狙えるテストです。

理系以外の科目で最も特徴的なのは英語です。
文頭でも書きましたが、1年生はラウンド制と言われる授業形態であるため、テスト範囲は毎回教科書全てという形になります。
また、リスニングの配点が非常に高く、対策が難しいテストになっています。教科書のQRコードを読み取って音声を聞いたり、動画サイト等を活用して英語の耳を育成するのも有効な対策となり得ます。

社会については、資料問題が多く出題され、ただ覚えるだけでなくキチンと内容を理解し整理して暗記する必要があります。
特に中3の社会の問題は空白部分が少ないために圧迫感が強く、問題を見た瞬間に圧倒されるテストでした。

ですが、国語は文法問題の配点が高いことを除けばあまり特徴的なものはなく、教科書本文に関する問題演習をしっかり行うことが大事であると言えます。

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