考え続ける “道徳教育”
出題作品
出題校
国府台女子学院中学部、聖園女学院中学校、佼成学園中学校、鎌倉女学院中学校
出題ページ
P130 学校で行われる道徳教育
佼成学園中学校 出題
あらすじ
共同通信の記者である筆者が、“主体的に生きる”ために必要な”問い返し”の大切さを論述していく論説文です。
ポイント
道徳について考えるというテーマの論述の中で、“道徳”とは法律のような強制力はないが、社会生活を営む上で、人々の中に共通して存在している価値観であるといいます。
しかしその価値観も時代状況で変わっていきます。
問題は、学校などの教育機関に期待する“道徳教育”とは何かを答えさせるものでした。
時代とともに変化していく価値観や規範(お手本)が、なぜ変わり始めているのか、またはなぜ“変わるべきでない”のかを学校の生徒たちに考えさせる、ということをまとめます。
2018年以降毎年のように中学入試での出題がある本作では、入試やこれからの学校生活において“主体的に学ぶ”という大切なテーマが学べます。
執筆:国大Qゼミ中学受験コース 国語科 亀田 昌彦