
“弱さ”が武器のロボットたち
出題作品
出題校
海城中学校、世田谷学園中学校、女子学院中学校、東邦大学付属東邦中学校、山脇学園中学、
出題ページ
P194 ロボットとわたしたちとのあいだに生じるコミュニケーション
女子学院中学校 出題
あらすじ
ロボットによるコミュニケーション研究の第一人者である筆者が、自分からは何もできない”弱いロボット”と人との関係を考える論説文です。
ポイント
筆者は人に何かをして“くれる”ロボットという発想から離れ、人に何かをして “もらう” ロボットという発想の転換をします。
そして、ごみが落ちていたらごみをロボット自身が拾うのではなく、人がごみを拾ってロボット自身の中に捨ててもらう“ゴミ箱ロボット”を開発します。
出題は、ロボットと人との“共同行為” の理想的なあり方を説明させるというものです。
ロボットの弱さが周りの手助けを引き出し、ロボットと人が共同で作業する、ということをまとめるかなり難度の高い出題です。
ロボットは人のできないことをする“強さ”の象徴とも言えますが、“弱さ”を武器に人とコミュニケーションをとることもできる。
実はこれは人同士のコミュニケーションにおいても大切なことであると、この論説文では述べているのだと思います。
執筆:国大Qゼミ中学受験コース 国語科 亀田 昌彦
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