中学入試 国語 出題作品紹介 雑草はなぜそこに生えているのか 稲垣 栄洋

虫にも入学試験?

出題作品


書名:雑草はなぜそこに生えているのか
著者:稲垣 栄洋
刊行日:2018/1/10

出題校

晃華学園中学校、神奈川学園中学校、青山学院横浜英和中学校,昭和学院秀英中学校,春日部共栄中学校

出題ページ

P86 「紫色の花は、どうやってハチに蜜を与えることができるのだろうか」
青山学院横浜英和中学校 出題

あらすじ

雑草が厳しい自然界の中で生き残るために練った生存戦略について述べられた説明文です。

ポイント

今回はホトケノザ(春の七草とは別の植物)という植物が花粉を運ばせる虫を選ぶため、ホトケノザ自身が驚くべき進化をとげたことを述べたものです。

問題はその花のしくみを記述させるものです。

また、この章は複数の学校から出題されています。

蜜を与える虫を選ぶしくみを国語の入学試験として出題されているのもおもしろいです。

この図書の著者である稲垣栄洋氏は、植物や昆虫に関する様々な著書があります。

そのどれもが中学入試で数出題されています。

もっとも入試で多く使われた著者として知られています。

今後の入試においても必ず押さえておかなければならない著者と言えるでしょう。

執筆:国大Qゼミ中学受験コース 国語科 亀田 昌彦
関連記事はこちら
速聴読をする女の子小学生が自主的に多読できる読書プログラム
読むとくメソッド®ことばの学校
目と耳で読む速聴読!
国語力アッププログラム
ことばの学校ページはこちら

まずは資料請求・体験から

資料請求/体験フォーム