中学入試 国語 出題作品紹介 ありえないほどうるさいオルゴール店 瀧羽麻子

彼の表情からわかる真の音楽とは?

出題作品


書名:ありえないほどうるさいオルゴール店
著者:瀧羽 麻子
刊行日:2021/2/4

出題校

立教女学院中学校、淑徳与野中学

出題ページ

P162 「彼が眉をひそめた」
立教女学院中学校、淑徳与野中学、桜美林中学 出題

あらすじ

お客の心に流れる音楽をオルゴールにする不思議なオルゴール店。
そこに訪れる人たちの物語です。

ポイント

眉をひそめた店主が、ピアノの演奏で悩んでいる香音の心に流れるある音楽に気づくという場面です。

中学入試においては登場人物の表情から心情を読み取らせる問題が多く出題されます。

この場面では、どの学校でもほぼ同じ場面から出題されています。

店主の気づいた香音の心の奥底に流れる真の音楽の存在

これを解答できるかが正否のポイントになります。

また、この物語は全体的に直接的な心情表現が控えめです。

そのため、読む側の想像力を大きくかき立てられます。

中学入試で必要な深い心情理解を実感できるようにしましょう。

執筆:国大Qゼミ中学受験コース 国語科 亀田 昌彦
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