今年もコロナ禍の中での入試直前期間⇒中学入試を迎えます。
昨年の今頃、来年は何事もなく入試を迎えられたら・・・迎えられる・・・など、思っていました。
安易過ぎました。
今年もオミクロン株の感染者拡大の中、受験生は今までの努力を見えない脅威に怯えながら、でも負けずに勝負の時を迎えます。
聞くこと・・・
子どもたちを教えていて思うこと。
「聞き取る力」の高い生徒と低い生徒。
人の話をしっかり聞こうという意識のある生徒とない生徒。
差が大きい。その差が積もれば学力差に。
差をつけないためには、聞き取らせる努力が必要。
1回で指示や要件を聞き取る練習。
必要な生徒には、伝えた内容を復唱させる。
今言ったはずの内容が、3分の2くらいに削られて答えが返って来ることも・・・。
自分の都合のよい内容になぜか変化してしてしまうことも・・・。
できるだけ、小さい時からの意識づけで、変わるはず。
「何度でも言ってくれる」という甘えから、「一度で聞き取るぞ!」という意欲を持ってほしいです。
読むこと・・・
「読むこと」
中学受験では、大人に向けた小説も多く出題されます。
また、SDGsに関すること、社会の問題点に切り込んでいくような内容など、大人顔負けの知識も要求されます。
そして、それらのことに対する自分の考えを問われることもあります。
子どもの身の回りには起こっていないことも多く、そんな内容を読み取れるの???と。
だから、活字からたくさんの「擬似体験」をすることが大切になります。
活字を「読むこと」だけでなく、相手の表情から何かを察することも「読むこと」ですよね。
ちょっとした表情の変化・動き・語気・間から、相手の気持ちを察する。
すごく大切ですよね。
私たちは、人の中で生活していますから、相手のちょっとしたサインに気づき、何を望んでいるかを読む取る力を養っていかないといけません。
そんな日常生活の気づきも、読解力向上には必要なのかなと思っています。
何冊か本を紹介します。
興味のある方は、ぜひ読んでみてください。