既に5月では過去最高の連続真夏日を経験し、令和元年の暑さ対策がスタートしたように思います。
そして迎える夏本番!熱中症を心配しながら野外活動するよりも、暑さを凌いで屋内での「読書」で疑似的経験値を高めることをお勧めいたします。
そう「読書の夏」がやってきます。
この「読書」、「夏」なのか「秋」なのかはさておき、大切であることは言うまでもないのですが、思うようにいかないのも事実のようです。
先日の面談にて、春に行われた「読書指数®診断」(国大Qゼミでも取り組んでいる「ことばの学校」にて実施されている診断テストのことで、国語力の根幹を担う「語彙力」と「読書速度」に焦点を当てて見える化したもの)を返却していた時の小学3年生の保護者の方から、「読むことへの抵抗感が無くなっているように思えます。今回は初めての診断結果ですが、次回が楽しみです。」とのこと。
本を読むことへの抵抗感をもったまま学年が上がっていったら...と思うと、本当に良かったと胸を撫で下ろしました。
読書への抵抗感は大人でもあるのか、最も読まないのは20代のサラリーマンとの調査結果もあるようです。
読書への抵抗感がある場合、お子さまに「本を読みなさい」と勧めても一筋縄ではいかないようで、作戦が必要です。
後程お伝えいたしますので、参考にしてくださいませ。
まずは、「学習の成果」が実る「秋」に向け、「読書の夏」を過ごしていただくことをお勧めいたします。
今年の夏は、「良い図書」に触れる!「たくさん」読む!
さて、先ほどの「読書指数®」、当然の如く年齢が進むごとに開きが生じているとのこと(小6までに3.5倍の差がでている)、教室で教えている側からしても感じ取れることであります。
また、小学校から取り入れられる「英語教育」においても影響が大きいようです。
英語力も含め、「語彙量」と「読書速度」を現状よりも少しでも高めていくことは、どの学年においてもその先の学習効果を高めることに繋がっていきます。
そして「語彙力」を高めるためには「良書、多読」、良い図書にたくさん触れることです。
この「良い図書」とは、学年相当の図書である必要もなく、意味の分からない言葉が多くても構いません。
分かる言葉や表現で書いてあるものだけに触れていては、現状打破は進みません。小学校低学年でも「平家物語」や「論語」などの古典、「坊ちゃん」「蜘蛛の糸」などの日本文学作品などに触れていけるといいですね。
漢字にしても然り、学年配当の漢字に縛られていては熟語がひらがな交じりになり、頭には整理しにくくなってしまいます。
振り仮名がふってあれば十分、漢字で意味を捉えることの方が重要です。
指導者が読み方などのサポートをしてあげられるとより良いですね。
また、「たくさん」読む。多読のためには少し手段を考える必要があるかもしれません。
単純に考えると、多くの時間を費やすか速く読むかしかないわけですが、Qゼミでは、速く読み聴かせる「速聴読」を推奨しています。
音読や速読も別の目的においては必要になってきますので、その際の効果を否定しません。
ただし、多読を目標とし、活字への抵抗感をなくし、読み切る達成感を味わうためには「速聴読」が最適です。
さらに「ことばの学校」ではそれぞれの本に対して「読書ワーク」が用意されていて、読みっ放しにならずに「語彙力」や「表現力」を養うことを可能にしています。
もし夏期講習で国大Qゼミを利用される場合には、「読書感想文講座」がお薦めです。
4日間(6時間)で読み切って書き上げることができます。作品ができる(形に残る)と自信にも繋がりますね。
また、夏期講習に関しては、「ことばの学校」での「速聴読」や「YOM-TOX」にて英語の「良書多聴・多読」が体験できます。
是非、「読書の夏」はQゼミにお任せください。
猛暑、極暑と暑すぎる夏に突入している現代において、外での活発な活動は残暑の過ぎる「秋」からが最適。
「夏」は快適な場所で、「良書」とともにお過ごしくださいませ。