早稲田大学に13ある学部の中で、イマイチ何を専門に勉強するのか分からない学部が社会科学部(通称:社学)だと思っています。
毎日通っている自分でさえわからないときが多々あります。
社会科学部では政治学、法学、商学、経済学、人文科学、情報科学、自然科学、語学のように多岐にわたる分野を学ぶことができるのです。
ここで、私が前期に取っていた科目をあげますと、社会学、社会科学の基礎、会社法、憲法、日本史概論、会計学、統計解析、マーケティング入門、Japan and World War 2 Historical Controversies、のような最初の2つ目までは社会科学部生の影を感じるのですが、それ以降は果たしてどこの学部の授業に潜りこんだのでしょうか状態ですね。
しかし、この多様な学問分野をつまみ食いでき、最終的に自分の興味のある分野に進むことができるという面は社会科学部の大きな強みだと思っています。
特にこれといって学びたい学問があるわけでもなかった私にとってはうってつけでした。
幅広い分野を取り扱う社学には、さまざまな授業スタイルを持つ個性的な教授陣がいます!ここで、突然ですが、個人的今まで受けた講義の中で印象的だった講義BEST3を一挙紹介したいと思います!!
まず3位は、とにかく熱い!!ゆるゆる大学生には熱すぎてついていけない人続出のF教授が教鞭をとる、会計学入門!
1限目の時間に1分の遅刻も許さない、学生にとっては鬼のような先生ですが、その分講義内容もシラバス通り細かくきっちり進み、90分の講義で集中力が維持できるよう半ばに5分の休憩を設けてくれる、徹底した勉強に関する環境作りをしてくださるいわば高校の担任のような先生です。
授業内で公認会計士の方をお呼びしてお話を伺う機会などもあり、F教授のこの講義を受講して公認会計士を目指す人もいるのではないでしょうか。
続きまして2位は社学生の中で最ももてはやされているといっても過言ではない、Y教授(通称:かずおたん)の民法概論!
インターネットでかずおたんの酷評を書こうものなら即かずおたん信者に叩かれます。
なぜここまでの人気を獲得しているのかいまだ不明ですが、講義は確かに面白いです!社学の教授の中で一番わかりやすいのではないでしょうか。
そして、なんといっても声が素敵ですね!暖房が適度に効き始めた今日この頃、心地よいお声に誘われて睡魔が…なんてことは断じてありませんよ。
そして、栄えある第1位は、グローバルラーニング(世界の宗教)です!!
この講義はですね、上記にあるような大教室で教授の講義を聞くのではなく、生徒それぞれが教授から出された課題に沿って事前に調べて講義に参加し、互いに課題を発表し、意見を言い合うグループワークに重点をおいた授業になっています。
グローバルラーニングという講義はテーマごとに多数設置されており、私が受講している世界の宗教という講義では宗教が関わりを持つさまざまな世界の問題を取り扱い、生徒同士が熱い議論をしています。教授によっては講義を英語で進める場合もあるとか…。
私の独断と偏見で社会科学部の講義や教授陣などを語ってしまいましたが、いかがだったでしょうか。社会科学部について少しでも興味を抱いてくれたら幸いです。
早稲田大学 公式サイト https://www.waseda.jp/