こんにちは、横須賀中央校の伊達と申します。
外は寒いですが、みなさんお元気ですか?
こんな時期こそ、気をつけたいのは体調のことですね。
体調管理の秘訣は「食べる!寝る!暖める!」
この歯切れのよい合言葉は、僕が受験生のとき、
予備校の先生から教わったものです。
よく食べ、よく眠り、体温調節にもしっかりと気を配りましょう。
…でもそんなこと言うと
「待て待て、たしかに食べることと身体を暖めることは出来ると思うけど、よく眠る、つまり睡眠時間を長くするってのはちょっと考えが甘いんじゃないの…?」
という受験生がいそうですね。
たしかにその通りでしょう。
でも!!
それで体調崩したら、元も子もないですよ。
「じゃあ勉強しないでおめおめと寝てればいいのかよ!!!」
落ち着いてください。
時間を上手く使い、日中の勉強の「質」を高めさえすれば良いのです!
「そんなこと始めっからわかっとるわ!!」
ごめんなさい。
でも今回は、みなさんすぐに実践できる、
簡単で目からウロコの時間の使い方をご紹介するためにこの文章を書いています。
どうか、最後まで聞いてください。
その方法とは、「18分集中法」です。
この方法は、
菅野仁の著書『18分集中法;時間の「質」を高める』(筑摩書房)
にて紹介されている方法です。
その方法とは、
①タイマーを用意する。
②18分にセットする。
③タイマーのスタートボタンを押す。
④アラームがなるまでひたすら勉強する。
⑤アラームが鳴ったら、その場で勉強をやめる。
たったこれだけです。
この18分という時間は「初頭努力」と「終末効果」を同時に期待できる時間なんだそうです!
この「初頭努力」と「終末効果」を理解するために、
学校の授業を思い浮かべてください。非常に面白くない授業があるとしましょう。
例)・・・・・・・
私は独り言を言っている。
(教室にて)※45分授業
「いや~次はあの先生のつまんねえ授業だよ~やだな。」
「でも、テストも近いことだし、今日は真面目に受けてみるか!」
キーンコーンカーンコーン(チャイムの音)
「よし頑張るぞ!案外聞けば面白い授業かも!」
(15分後)
「Zzz…あ!一瞬寝てた!やばいやばい。あれ今どこやってるんだ。全然わかんない。」
(20~37分)
うとうとしている。
(38分~45分)
「Zzz……ハッ!!おっ!!もう少しで授業終わるぞ!!目覚めてきた!!」
・・・・・・・
こんな経験ありませんか?
要するに、授業の初めの方と終わりの方だけ集中できるというやつです。
授業に限らずですが、何か時間を使うときの
「初めの方」の頑張りを「初頭努力」、
「終わりの方」の集中を「終末効果」と呼んでいるのです。
ここで不要なのが、「中だるみ」の時間です。
「初頭努力と終末効果だけあればいいのになあ」と思いませんか?
そう!!
そんな時こそ「18分集中法」です。
この「18分」という時間は、「中だるみ」を経験することなく、
初頭努力と終末効果だけを体験できるベストな時間なのです!!
騙されたと思って一度やってみてください。
きっと効率の良さにびっくりすると思いますよ。
さて、長々と怪しい方法を語ってしまいましたが、
僕が言いたいのは、とにかく時間を上手く使ってほしいということです。
ただ長時間、勉強机に向かっていれば良いわけではありません。
効率よく時間を使って、「食べる!寝る!暖める!」をしっかりとね。
体調にはくれぐれも気をつけて。