数学ネタ・うるう年には100の倍数の年がない!

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こんにちは、Qゼミの前川です。

今年の夏は、4年に一度のワールドカップ、毎年恒例の夏の甲子園と熱いスポーツイベントの連続でした。
どちらも、最後はトーナメントで優勝チームが決まります。

ここでトーナメントに関連して算数・数学ネタを1つ!
「トーナメントで優勝チームが決めるまでに全部で何試合行われるか」という問題がたまに見られます。
1回戦が行われて、チーム数が半数になり、2回戦でさらに半分に、最終的に1チーム残るので、とまじめに(?)考えるとなかなか正解にたどり着きません。

ここは、発想の転換で「1試合すると1チームが負ける。優勝チーム以外は、すべて負けるので」と考えると、総試合数=出場チーム-1となります。

ワールドカップは16チームで決勝トーナメントなので、15試合(3位決定戦は除く)、甲子園は、今大会は56校出場なので、55試合となる訳ですね。
ワールドカップは4年に一度、甲子園も第100回の記念大会ですので、時事ネタと絡めて入試に出題があるかも知れませんよ!

さらに、4年に一度のワールドカップに関連して、4年に一度やってくると言えば、「うるう年」ですが、こちらもネタがあります。
うるう年は4年に一度必ずやってくると思っている人もいるかも知れませんが、実はルールがあります。

・100の倍数の年は、うるう年にはならない
・そのうち400の倍数の年は、うるう年になる

ですから、西暦1900年、2100年、2200年などはうるう年ではありませんが、2000年はうるう年になります。
そう考えると、2000年のうるう年は400年に一度の超レアなうるう年だったということになります。

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