Qゼミの多田です。
17日、ソユーズに乗って、金井宣茂飛行士が国際宇宙ステーションに行きました。
宇宙に飛び立った日本人はこれで12人目。
宇宙があまり遠い存在でなくなってきたなと感じるようになりました。
実際、宇宙はそんなに遠くありません。
上空100kmあたりから宇宙と定義している科学者が多いです。
地球と宇宙の境目は大気の存在で決定しているようです。
100kmまでは大気の存在がしっかりしています。
ロケットが大気圏突入で、空気の摩擦の影響を受けるのもこの高さあたりからです。
国際宇宙ステーションは上空400kmで飛んでいます。
だから、大気の影響をほとんど受けないので、地球の衛星として回り続けられます。
さて、この高さを実感するために「直径65cmのバランスボール」を地球にみたてて考えてみましょう。
地球の直径は約12700kmです。
それを65cmとして考えたとき、地上100kmは5mmにしかなりません。
地球が65cmになると大気はわずか5mmだけなのです。
そして、その上は宇宙となるわけです。
国際宇宙ステーションはバランスボールの2cm離れているところで飛んでいるのです。
どうですか。
意外と宇宙は近いでしょう。
同時に、我々人間がどれだけ小さいかも想像できますね。
そんな人間が月まで行ったのですからすごいですよね。
ちなみに海の深さの平均は約3700mです。
地球が65cmであるならば、0.2mmもありません。