こんちには、Qゼミの吉村です。
去る6月4日(日)良書多読セミナーが開催されました。
多数の保護者の方々に、ご参加頂きありがとうございました。
セミナーにおいて、最も頷きが深いと感じたのは「子どもに対する接し方で語彙獲得数が変わってくる」というパートでした。
その内容は、日常会話において
×子ども仕様の言葉の投げかけ
○大人仕様の言葉を意図的に使う
○大人仕様の言葉を意図的に使う
そのことで子どもが新たな言葉を知ろうとするきっかけを作るというものです。
母国語である日本語を、小学校や塾の机上で学習することには限界があります。
ですから「机上以外で、自然に言葉を学ぶことができる機会を増やしましょう」ということです。
日常生活でよくある母子の会話
「今度のテストがんばるね」
「明日から本気で勉強するよ」
「今日は友達と約束があるから・・・」
「あなたは、いつもやっていることと言っていることが『矛盾』しているのよ!」
「明日から本気で勉強するよ」
「今日は友達と約束があるから・・・」
「あなたは、いつもやっていることと言っていることが『矛盾』しているのよ!」
会話の内容に言及はしませんが「矛盾」という言葉の意味を子どもは理解しているでしょうか?
子どもから「矛盾」てどういう意味?と聞いてくれれば「学び発生」です。
難しい言葉ですが、よく使われますし、語源も子どもが興味をもって聞けるものです。
「矛盾」は中国の故事に基づいた言葉です。
ある国で矛と盾を売り歩く商人が、矛を売る時は「この矛は鋭いのでどんな堅い盾でも突き通すことができる」
盾を売る時は「この盾はとても堅いので、どんな堅い矛でも突き通すことができない」と言った。
そこから、「矛盾」は論理的に辻褄が合わない意味となりました。
「辻褄が合わない」も学び発生かもしれません。
がんばれQゼミ生!