これが市立川崎附属の適性検査だ!6

中高一貫校ブログ表紙

こんにちは、国大Qゼミの久野康晴です。
今年も始まりました。

神奈川県内の適性検査の設問を1つ1つ分析していきます。

ABC評価の内容は、下記の通りです。

A⇒必ず正解をGetしたい!?
B⇒正解だったら合格の可能性が高まる!?
C⇒まちがってもいい!

適性検査で合格するためには、問題を見極めて、制限時間内に、AB問題で得点を積み重ねていく必要があります。
このブログを、過去問を演習するときに、お役立て下さい。
それでは、平成27年度 市立川崎 適性検査Ⅰ 問題1 です。
昨年度と同じ、国語の問題でしたが、A・Bの2つの文章を読む問題に
なっていました。複数の文章を読む形式問題は、市立南と同じ形式です。

問題はこちら
川崎市教育委員会適性検査ホームページ 適性検査ページより

(1)(2)A
神奈川県内の公立一貫校ではなかなか出題のなかった漢字の問題でした。
(1)は書き取り、(2)は同音異義語を記号で選ぶ問題でした。

(3)A
こちらも、神奈川県内の公立一貫校ではなかなか出題のなかった慣用句の問題でした。

(4)A
文中の空欄に、適切なことばを当てはめる問題でした。
昨年同様の形式で、単純な選択肢の問題ではなく、辞書がヒントとして提示されていました。
出題に工夫がみられ、市立川崎の定番になりそうです。

(5)A
「その」が指す内容を答える指示語の問題でした。
ただし、その部分の直後の五文字を答えさせる、という形式は珍しく、とまどった生徒がいたかもしれません。
(一般的なのは、最初と最後の五文字など)

(6)A
( )にあてはまることばを選択肢から選ぶ問題でした。

(7)A
文の内容についての○×問題でした。
ここまでは、得点を落としたくない問題が続きます。

(8)B
文章要約の空欄補充の問題でした。
文中からの短いことばの抜き出しなのですが、要約文が文中と表現を変えているので、見つけづらかったと思います。

(9)(10)B
(9)は40~50字の記述、(10)は昨年同様、360~400字以内
三段落以上の構成で書く作文でした。
今回はここまで。次回をお楽しみに。

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