こんにちは。
Qゼミの多田です。
本棚を整理してたら相田みつをの本が出てきました。
久しぶりに読み返しました。
相田みつをさんのことばは、どれも納得できるものばかりです。
優しさがあり、励まされ、かつ独特的な書体が、なぜか安心感を与えてくれます。
また、以前はこのことばに感動してたのが、年によって違うことばに感動し、新しい発見のきっかけを作ります。
今回読み返してみて、次のことばが気になりました。
『肥料』
あのときの
あの苦しみも
あのときの
あの悲しみも
みんな肥料に
なったんだなあ
じぶんが自分に
なるための
感じ方は人それぞれですので、今回は私の感じるがままに書きます。
塾に新しく入って来た子どもたち、難しい計算の解き方や漢字を覚えることに苦労しています。
宿題ノートには、お父さんと一緒に勉強したあとが見られました。
お母さんから、どうしたら本人のやる気が出るのか相談を受けました。
あのときの
あの苦しみも
あのときの
あの悲しみも
テストが終わって、子どもたちが話します。
「点数が上がった」
「この解き方わかってたのに」
「漢字満点だったよ」
みんな肥料に
なったんだなあ
じぶんが自分に
なるための
苦しみも悲しみもなければ、自分になれない。
それが自分を育てる肥やしだから。
それならば、お父さんやお母さん、先生もみんなでこの苦しみ・悲しみを一緒に乗り越えないとね。
相田みつをさんのことばをもう一つ。
育てたように
子は育つ