こんにちは。
中学受験コースの永野和寿です。
今回は選択問題における設問形式を紹介します。
今年の理科の入試問題を見てみました。
すると、選択問題で下記のような設問形式がありました。
【設問形式1】 「正しいものを選び、記号で答えなさい」
→最もシンプルな設問形式です。 カンで正解することもあります。
【設問形式2】 「正しくないものを選び、記号で答えなさい」
→読み間違えないよう注意が必要です。カンで正解することもあります。
【設問形式3】 「正しいものを2つ選び、記号で答えなさい」「正しいものをすべて選び、記号で答えなさい」
→複数の記号を答える必要があるため、難度が高くなります。カンで正解できなくなります。
【設問形式4】 「この実験からわかることを選び、記号で答えなさい」「直接関係のないものを選び、記号で答えなさい」
→選択肢の文章自体は、どれも正しいことが書かれていることが多い。その中で、作問意図を理解して選ぶ必要があり、最高難度になります。
選択問題もあなどれないことがわかると思います。
しっかりと作問意図を考え、読み間違えがないように取り組みましょう。
当たった、外れたで一喜一憂するのは、問題外ですよ。