こんにちは、Qゼミの益田です。
最近「なぜ、これは~なんだろう?」と考える機会が少なくなってきたと、自分自身を振り返り、思います。
以前は、この「なぜ?」から「もしかしたら~なんじゃないかな?」とか「これが~じゃいけないのだろうか?」とかいろいろ想像を巡らしたものでした。
同様に、生徒からの質問も「なぜ?」という声が少なくなってきています。
「わからない」「教えて」はよくあるのですが「どうして、こういう考え方なの?」「この答えでは、なぜいけないの?」という質問は、あまり聞かれなくなってきています。
私立中学の先生とお話をしたとき、「中1では、決められたことをするのは、できていても 自ら考え、行動する子は少なくなってきている」
「イレギュラーなことがあったとき、動けなくなってしまう」等、最近の子どもの状況の問題点を挙げていました。
普段の生活の中で、忙しい時に「なぜ?」と聞かれると「そんなこと、どうだっていいでしょ!」「後で自分で調べなさい」と言ってしまいがちです。
その中の1つでも「いっしょに考えよう」と接してもらうと「考え、自ら行動する子」に近づくことになると思います。