天気のことわざ

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Qゼミの多田です。
2月・3月は本当に天気が荒れましたね。

観測史上、最高の積雪を記録する大雪があれば、3月の平均気温が最高の観測地点が4分の1あったり春の天気は変わりやすいものですが、今年は一段と変化があります。
天気のことわざで有名なのが「夕焼けは翌日晴れ」があります。
これは日本上空の偏西風のために、天気が西から東へ移り変わるからです。
よって、ことわざの根拠は、西の夕焼けがきれいであれば西は晴れているのだから、いずれその晴れの天気が東に来るからです。

さて、みなさんのお家から富士山は見えますか?
きれいな富士山が見えれば、翌日は晴れの可能性が高いです。
横浜の西に富士山はありますからね。
この他にもこんな天気のことわざがあります。

●鐘の音がよく聞こえると雨
「鐘」を「遠くの電車」と変えている地方もあります。
上空にあたたかい空気があるために、遠くの音が上空で反射して聞こえます。
冷たい空気とあたたかい空気のぶつかるところは雨になりやすいからです。

●ツバメが低く飛ぶと雨
ツバメのえさとなるこん虫がしっ気で重くなるため低く飛びツバメもえさをとるために低く飛ぶからです。
確かにしっ気が多くなることは雨の可能性を高くします。

●朝ぎりは日中晴れ
きりは無風に近い晴れた夜から朝にかけて、地面が冷え、空気中の水蒸気が小さな水のつぶになることでできます。
夜から朝にかけて晴れているのですから、その日一日は晴れているということです。

天気のことわざはおもしろいですね。

ところで、日本最初の天気予報は1884年(明治17年)
6月1日午前6時の予報で、次の通りでした。
「全国一般風ノ向キハ定リナシ天気ハ変リ易シ 但シ雨天勝チ」
うーん、なんだかわかったようなわからないような。
今の天気予報はすごいですね。

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