皆さん、こんにちは。
いきなりですが、皆さんは「能」を見たことはありますか?
室町時代に発生した、日本最古の芸能と呼ばれるものです。
社会の授業で名前だけは見たことがあるかもしれませんね。
先日、ひょんな事から「能」を見る機会がありました。
現在とは違い、音響効果も映像効果も何もない時代。
非常に限られた条件の中で、人間の心を表現することが
難しかったのは、簡単に想像ができます。
例えば、現在は映画やドラマなどで怒りや悲しみを表現するときに、
BGMを流したり、撮影方法を工夫するだけで、私たちを感動させる
仕組みができています。
しかし、当時それらは無いので、演じている人の舞(踊り)を
激しくしたり、鼓(太鼓のようなもの)のリズムを短めに刻むこと
だけで表現していたのです。
2013年に生きる私たちにとって、物足りないと思うかもしれませんが…
意外なことに、これが感動させられるのです。
限られた条件の中で演じる中で、
最大限の工夫をして、
最大限の力で演じている。
その気持ちが伝わるからだと、私は思いました。
現在、受験シーズン真っ只中です。
近い将来、受験を迎える人は勿論のこと、まもなく受験を迎える人、
現在、受験の真っ最中の人もいるかと思います。
どうか、今与えられた環境の中で、
自分が出来る最大限の力を出す
ことを考えてみてください。
満足が行く結果を残す人は、どんな状況でも力を出し切った人だけです。
受験に限らず、どの世界でもこれは同じです。
「今、自分できる最大限のこと」
を、もう1度考えて、来る日に備えましょう。
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