いつも毒舌を吐く(?)、Qゼミの畠中です。
某・放送局の「内定が取れない・新就職氷河期」という番組を見ました。
教え子たちには、未来があります。
「これからの人生」のための受験です。この手の番組は気になります。
そこで「なぜ、100社も受けて就職内定がもらえないのか、わからない」という大学生が、何人かインタビューを受けていました。
「当たり前だ。私でも、この人は採用しない」というのが、率直な感想です。
「○○さんの得意なことは、何ですか」
「やっぱり、英語、ですかねぇ」
この受け答えで、もうダメです。
自分のできること・これからしたいことのアピールをしに行く面接ではっきり話せず、自分の分析も、能力のアピールもできない。
このレベルの答えでは、面接重視の「高校」でも点数にはなりません。
その次に画面に現れた学生たちは、部屋や普段の身なりは汚いし食事は栄養を考えていないファーストフード。
就職できない理由を「自分」ではなく「不況」へ転嫁し責任を負わない。
それ、人を見れば、全部バレてます。
畠中が、生徒にしつこく「きちんとした食事をしなさい」「部屋と机の上を掃除しなさい」というのは、見る人が見れば、生活の様子など、すぐにバレるからです。
つまり、人間として、きちんと生きているか。
最低条件すら整っていなければ、勉強も、仕事も、できません。
学習も、まったく同じです。
今の自分の状態はどうか。
どの科目の、どの分野が苦手か。
または得意か。
目標得点まで、どの科目で、何点の上積みが必要か。
その為に、今、この時間に優先的にするべきことは何か。
それらが、きちんとわかり、行動できる人は、将来の就職も、面接も恐れることはありません。
求人が減っても、大卒で正社員採用される人は全体の6割もいるのです。
教え子の中から、そろそろ日本を変える大人物がと期待しています。