Qゼミの荒屋です。
みなさんに、こんな質問をします。
「合格率30%の学校を3校受験しました。少なくとも1校に合格する可能性を求めよ。」
確率の問題です。
30%が3校だから、30%+30%+30%=90%!!
おお、こりゃいけるぞ!
何て、計算してたら、落ちますよ。
4校だったら、100%超えちゃうじゃないですか。
「少なくとも」といわれたら
「1=100%から全敗(逆事象)を引き算する」
これが鉄則です。
つまり、不合格率は70%(100%-30%)だから、全敗する確率は、「積の法則」で、70%×70%×70%(0.7の3乗)=34.3%です。
だから、「逆事象」少なくとも1校は合格するのは、100%-34.3%=65.7%となるわけです。
6割超えると、何か希望が持てませんか!?
毎月にように模試があり、そして結果が返ってくるこの季節、「合格率30%」と見て絶望的な気分になっている諸君!
この数字を、改めて見よ!
気持ちが下を向いてはいけませんぞ!
模試の結果に一喜一憂は禁物ですぞ!
もちろん、本文の主旨は「下手な鉄砲を数打ちなさい!」と言っているのではありませんからね。
そんな読解力では落ちますよ。