こんにちは。

今回は、私がこれまでに出会ってきた（おそらく）数千人、、もしかしたら1万人以上の生徒さんの中でも、ダントツでかっこよかった、そんな彼の話をします。

出会ったときの彼はたしか中2だった。
今思い出しても、実にかっこよかった。

彼は、定期テストのだいたい3週間前なると、おもむろに動き出す。
片手にペンを持ち、そのへんにあった紙に「やること」を書き出しはじめる。

科目ごとに、「やりたい勉強」。
たとえば、「提出用英語のノート作り」とかをサラサラと3つほど書きだし、そのあとで「めんどくさいけど、チョチョイと終わらせたい勉強」。
たとえば、漢字練習、単語練習とかをエイヤッっと4つばかりならべて書きだし、最後に「定期テストの勉強だったら定番でしょ！という勉強」を、慣れた手つきで科目ごとに3つ、4つ、全部で20くらいダーッと一気に書き連ねる。

ここまでかかる時間は10分くらい！
かっこいいんだ、じつに、かっこいいんだ。

そうそう、でも字はお世辞にもうまいとは言えなかった覚えがある。
読んでくださっているあなたにも想像がつくとおもうけれど、このあと、テスト最終日まで、彼がやることはただ一つ！

そう、その翌日から彼は、その「リスト」に書かれた勉強を終えるごとに片っ端から、太いマジックで消していくんだ。
あれから、そうとう長い時間がたった今、Ｑゼミで、あなたの今回の定期テスト対策勉強に大活躍したＱゼミ名物「チャレンジ30」には、こんな誕生秘話があったことを知る人はあまり多くないというわけで、定期テストが終わったみんな、お疲れ様～でした。