ついに○○○をこえました!

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地球温暖化が話題になっていますが、その主な原因とされるCO2(二酸化炭素)について、太平洋上での濃度が初めて400ppmを超えたと気象庁から発表されました。
温暖化グラフ
平成26年5月26日報道発表資料より
中学入試で、このグラフの凹凸の理由が問われる出題がありました。
植物による光合成の影響で夏は減少し冬は増加するためで季節が逆になる北半球と南半球では凹凸も反対になります。
1ppmは百万分の1を表しますから、400ppmは0.04%のことです。
理科の授業では大気中のCO2濃度は0.03~0.038%などと教えていますが、数年の内には年平均でも0.04%を超えることは確実です。
それでも恐竜が繁栄していた中生代よりはるかに低い濃度なのに何が問題なのでしょう?
二酸化炭素の上昇が始まる産業革命のころの濃度は0.028%程度でした。
それから200年たらずの間に0.012%、率にして40%以上もの増加による急激な環境変化が心配されます。
温暖化とそれがもたらすさまざまな環境問題-異常気象、海面上昇生態系の変化、食糧問題などについても注目する必要がありますね。

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