サクラサク歴史と文学の中の桜

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こんにちは。
Qゼミの小野です。
「どの町の、どの桜が好きですか。それを聞いただけで、あなたのことがちょっとわかる気がします」
「ふだん何を食べているのか言ってごらんなさい。そして、あなたがどんな人だか言ってみせましょう」とサヴァラン氏はおっしゃいましたがまさか、桜で私のことがわかるとは。
占い好きには、気になるところ。
「おや、迷っていらっしゃる。どうぞ、ごゆっくり」
いえいえ、私は迷いません。
「奈良の吉野」と即答します。

蔵王権現の御神木である桜が下千本・中千本・上千本・奥千本と人目千本、山肌を順に開花していく様には太閤秀吉もさぞやご満足されたことでしょう。
萬松堂の草餅を頬張りながら義経に思いをはせるもよし。
金峯山寺蔵王堂の権現像にひれ伏し、日頃の悪行三昧を猛反するもよし。
一晩寝かしたひょうたろうの柿の葉すしで「篠峯」のうすにごりをかたむければ西行きどり、「花のしたにて 春しなん」この3万本ともいわれる吉野の桜は、ほとんどがシロヤマザクラという山桜。

「花見の桜」というと、エドヒガンザクラとオオシマザクラのハーフ、ソメイヨシノを指すことが多いようです。
一説によると江戸から明治初期に、染井村の職人達によって育成され種子では増えず接ぎ木によって増えるクローンというのは周知。
隅田川の桜堤、飛鳥山、御殿山など江戸の各地にに桜を植えさせ、庶民にまで花見の風習を広めたのが徳川吉宗。
郷里紀州に桜の見事な長保寺という寺があり、桜に親しんで育った吉宗は、この寺の桜を偲んで植えさせたとか。
あなたは、どの桜が好きですか。(もちろん、合格のサクラサク!?)

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