こんにちは。
さて、今回は苦手科目について考察してみたいと思います。
かく言う私も、小中高大と算数・数学が大の苦手でした。
何せ、小学校1年生の頃の「おはじき」ですら嫌いでしたからもはやDNAレベルと言えるくらいです(苦笑)
そんな私も、ここ3年ほどQゼミ内で算数・数学・理科という「鬼門」とも言うべき科目を指導しなければならない立場に。
最初は憂鬱で憂鬱で×100くらいの状態でしたが、いざやってみると意外とイケる!
しかも、子どもの頃にはまったくといって良いほど感じなかった「解ける楽しさ」が実感できる!こりゃ楽しい!
皆さんも嫌いな食べ物ってありませんか?
「この世から無くなれば良いのに!」なんて、不穏当極まりない発言をしている人も、たま~に見かけます。
ですが、大人になってみると、あれだけ嫌いだった食べ物が食べられるようになることも多いです。
それどころか、好物に変わってたりすることも。
それは、成長するにつれて、色々な食べ物を経験し味覚の経験値が増えたから起きることです。
実は、勉強でも同じことが言えるのです。
一見まったくつながりが無いように見える科目でも、その科目の知識が深まっていくと、物事への理解力が増し、脳の経験値が増えます。
そうなると、過去の自分では手が出なかった内容も解き方が見えてきたり、公式の理由が分かったりします。
それはまるで、久しぶりに苦手な食べ物を食べたら食べられる!という感覚に近いです。
中学入試は一段落し、公立高校入試は本番が近づき、中学校では定期テストが近づいてきています。
苦手にも向き合わないといけない時期です。
ですが、得意科目の知識につなげてみたり、得意8:苦手1くらいの割合で勉強してみたり、色々工夫できることはあります。
そう。嫌いなピーマンを食べるために、好きなお肉と一緒にしてみたり細かく刻んで分からなくしてみたりするのと一緒です。
勉強面でも味覚面でも、色々な経験をしていけば、いつしか「苦手」が「好き」になります。